持續了千年歲月的和平時代已成昨日雲煙,這是被後代歷史學家稱做「黃昏時代」的揭幕期‧‧‧




精神の渦
"Vortex Of Human Soul"

Mission complete




【アーサー】
やっと勝てたか・・・

○○!?
そ、そんな馬鹿な!!

【○○の声】
心配しなくていいよ。
眠ってるだけだから。

【アーサー】
○○・・・?

【○○の虚像(明)】
あなたとすこし話したいことが
あったの。

【○○の虚像(暗)】
邪魔だから沈んでもらったわ。
無意識の奥に。

【アーサー】
○○が3人・・・?

君達は一体・・・

【○○の虚像(暗)】
あたし? あたしは○○。
○○の人格の1つ。

【○○の虚像(明)】
この『精神の海』に
2人で入ることを決めた時から
ずっと聞きたかったことがあるの。

ねえアーサー、あなたは本当に
私を信じてくれてるの?

【アーサー】
も、もちろん信じてるさ。
でも急にどうしたんだ?
当たり前のことを聞くなよ。

【○○の虚像(明)】
ありがとう、信じてくれてるのね。

【○○の虚像(暗)】
でも、あたしはあなたを
利用しているだけだけど。

【アーサー】
な、何を言い出すんだ・・・

【○○の虚像(明)】
そう、本当は誰でもよかったの。
あなたが利用しやすそうだったから
利用した、ただそれだけのこと。

【アーサー】
う、嘘だ!
○○がそんなこと
言うはずがない!

【○○の虚像(明)】
笑わせないで。
私のことなんて
何も知らないくせに。

【アーサー】
し、知ってるさ!

【○○の虚像(明)】
私の何を知ってるの?

【アーサー】
○○は強くて、
やさしくて、友達思いで・・・

【○○の虚像(暗)】
あなたの知っているのは
本当のあたしじゃないわ。
ただの仮面よ。

【○○の虚像(明)】
そう、本当の私は仮面の裏にある。
あなたは、私の見せかけの自己しか、
表面しか見ていないのよ。

人間は誰でも他人と接する時に
それにふさわしい役を演じる。
いくつかある仮面の1つを選んでね。

例えば、
教師なら教師にふさわしい態度を、
医師なら医師らしい態度を
学生や患者の前では演じるでしょ?

でも、学校の中では教師であっても、
子供の前では父親としてふるまい、
妻の前では夫としてふるまう。
これは当然のことよね。

そしてあなたは、
仲間という役を演じている
○○しか知らないのよ。

でもそれは本当の私じゃない。
そう、あの○○は偽者なのよ。

【○○の虚像(暗)】
でも、あたしを責めないでね。

あなただってそうでしょ?
本当の自分の心を
あたしに見せていると言える?

【アーサー】
そ、それは・・・

【○○の虚像(明)】
本当の私は
あなたが思ってるような
人間じゃない。

【○○の虚像(暗)】
冷静になって考えてみたら?

誰があなたのような
単純な正義感を振り回す
単細胞男に心を開くと思う?

仲間? 信頼?
いまどきそんな言葉を本気で
信じてるの? 滑稽な男ね。

【アーサー】
そ、そんな言葉、
○○が言うはずない!

君達の方こと偽者じゃないのか!?
消えろ、偽者め!!

【○○の虚像(明)】
言われなくても消えてあげる。
もうじき目覚めるみたいだから。
でも、これだけは言わせて。

もし私が偽者なら、
あなたの言う本物も偽者。
あなたの言う本物が本物なら
私達も本物よ。

それに、あなたの知ってる
○○よりは、あたし達の方が
限りなく本当の○○に
近いことは確かよ。

だって、あなたの前で
私は本心なんて出せないもの。

【アーサー】
僕は○○を信じる。
君達の言葉には耳を貸さない!

【○○の虚像(明)】
信じるの?
虚像の○○を。

【アーサー】
だ、黙れ!

【○○の虚像(暗)】
あたし達は好意で言ってるのに・・・
虚像のあたしを信じていると、
あなたまであたしに殺されるわよ。

【アーサー】
構わないさ、
相手が○○なら!!

【○○の虚像(明)】
ありがと、光栄だわ。

【アーサー】
○○・・・
君を信じる。

【アーサー】
ごめん、
いきなりこんな事を言っても
何のことだかわからないよね。

いや、いいんだ、忘れてくれ。
じゃあ行こう。


・BACK
・CONTINUE



   ・INDEX


Li20031004