*「神父だって 地獄の帝王が怖い。 でも 顔見知りの多い この町じゃ 恐がることも できやしない。 *「神につかえる神父が 帝王を 怖がってちゃ 体面にかかわります。 *「そこで 顔見知りのいないだろう 新しくできた町を 知っていたら 私に 紹介してください。 この人に ホフマンの町のことを 教えますか? 【はい】 *「おお その町になら 顔見知りは ひとりも いなさそうだ。 *「さっそく 旅立つとしましょう。 私の名は アラン。あなたの旅にも 神のご加護が あらんことを! 【いいえ】 *「そうですか 知りませんか。 私も 恥も外聞もなく みんなと 地獄の帝王を 怖がりたい……。 |
◆昼・夜 *「おお ◇◇◇◇で ここを 教えてくださった方ですね。 私ですよ 神父のアランです。 *「ここには 顔見知りがいないので 私も ぞんぶんに地獄の帝王を 怖がることができます。 *「うおっ こえー! 地獄の帝王 こえーよ! ◆神の使者の町・昼・夜 *「おお ◇◇◇◇で ここを 教えてくださった方ですね。 私ですよ 神父のアランです。 *「最初 顔見知りさえ いなければ 地獄の帝王を 怖がっても 恥ずかしくないと思ったんです。 *「しかし これほど 聖職者が多いと さすがに ミエをはってしまって すなおに 地獄の帝王を 怖がれませんよ。 |