ベホイミン「うぃ〜 ひっく……ん!
  夢か幻かあ トビラがあいてるぞぉ!
ベホイミン「これは あなた方が!
  おありがとうごぜえます。
  でも オレは罪人……。
ベホイミン「スネに傷もつ このオレに
  安住の地があるとは思えない。
  思えないったら 思えない!
この人に ホフマンの町のことを
教えますか?
【はい】
ベホイミン「おお その町なら
  知り合いがいないから うまく
  人生をリセットできそうです。
ベホイミン「ありがとうごぜえます。
  もうヘマをしないよう 気をつけます。
  では さらばっ!ひっく。
【いいえ】
ベホイミン「オレは 許しが出るまで
  ここで もうしばらく くさい飯を
  食ってることにします ひっく!

*「移民にかこつけて 脱獄とは
  しょうもねえ野郎だな。
*「ん?待てよ!?
  ベホイミンが 移民……おおっ!
*「これぞ まさに ベホ移民!
◆昼
*「おやおや あなたがたは!?
  オレですよ イルムの牢屋にいた
  ベホイミンでごぜえますよ。
*「あのときは ホントにどうも。
  あのまま牢屋で 酒が飲めない
  状態が続いてたら やばかったっす。
*「なにが やばいって?
  オレは酔いが さめちまうと
  ばくはつするんですよ……ひっく。

◆夜
*「うーん……やめてくれ ベホマン
  オレを 海に流すのだけは。
  泳げないんだ……うーん うーん。