*「トルネコのだんなの船以来 新しい仕事もねえし 船大工のオレは ヒマでしょうがねえ。 *「いっそ 船大工としてのウデを 生かして 陸の大工に 転職しようと思うんだが……。 *「なあ あんた。 どこか 大工を必要としてる場所は ねえもんかな? この人に ホフマンの町のことを 教えますか? 【はい】 *「ふ〜ん 新しい町か。 そりゃ 大工は必要だよな。 売り手市場ってやつだ。 *「おっしゃ オレは決めたぜ。 大工として その町に 乗りこんでやろうじゃねえか! *「となりゃあ 善は急げだな。 オレは カブっていうんだ。 いい情報を ありがとな! 【いいえ】 *「う〜ん。でも やっぱり 男のロマンは 造船だよな。 オレ 船大工をつづけるよ。 |
◆昼 *「オレは ◇◇◇◇から来た 船大工のカブさ。 とーぜん 忘れちゃいねえよな? *「オレの読み通り この町じゃ 大工が 不足してるみたいだな。 いそがしくて しょうがねえぜ。 *「まっ おかげで オレのふところは ホクホクなんだけどよ。 ◆夜 *「オレは ◇◇◇◇から来た 船大工のカブさ。 とーぜん 忘れちゃいねえよな? *「昼間は いそがしくて 忘れてるけど 夜となると 船大工時代のことが 無性に なつかしくなるぜ。 *「あ〜あ オレは やっぱり 根っからの港育ちなんだな。 ◆35人以上・昼・夜 *「オレは ◇◇◇◇から来た 船大工のカブさ。 とーぜん 忘れちゃいねえよな? *「この町も 大きくなって 大工の仕事も へっちまった。 *「オレも そろそろ もとの船大工に もどろうかと思ってるんだ。 *「いや 金もたまったし 自分の船を 造るってのも いいかもな。 |