*「じつはボク 自分が何者なのか わからないんです。 *「覚えているのは カイルっていう 名前だけ。それ以外の記憶は すっぱり 抜け落ちてるんです。 *「せめて ボクを知っている人に 会えればいいのに……。 ああ ボクは どうしたらいいんだ? この人に ホフマンの町のことを 教えますか? 【はい】 *「ああ なるほど。そういう町なら 素性の知れない者も 住みやすいし たくさんの人に 会える。 *「ひょっとしたら ボクを知ってる人にも 会えるかもしれませんね。 さっそく 行ってみることにします。 【いいえ】 *「記憶を失ったまま さまようのには いいかげん つかれました。 *「せめて どこか 腰を落ち着かせる 場所でもあれば 安心なのに……。 |
◆昼 *「やあ あなたは! ボクは ◇◇◇◇で会った 記憶そう失のカイルです。 *「相変わらず 記憶はもどりませんが ここの暮らしには 満足してます。 *「住人が みんな よそ者だから 変なせんさくを されないのが 気楽でいいですよね。 ◆夜(クレアがいたも同じ) *「……う…う〜ん クレ…ア。 ボクは……ボクは……。 *「……ハッ!今 なつかしい夢を 見ていたような……。 *「でも おかしいな。 記憶がないのに どうして なつかしいなんて思ったんだろう? ◆クレアがいた・昼 *「やあ あなたは! ボクは ◇◇◇◇で会った 記憶そう失のカイルです。 *「この間 ボクの恋人だって人が 現われたんですよ。でも ボクは どうしても 思い出せなくて……。 *「彼女 キズついてなきゃ いいんだけどな……。 ◆クレア、マカールがいた・昼・夜 *「ボクは ◇◇◇◇で会った カイルです。ついに ボクは 記憶を とりもどしましたよ! *「マカールって男に クレアが 連れ去られかけたので 助けたら ヤツが 魔法をかけてきて……。 *「そのショックで ボクが何者なのか なぜ 記憶を失ったのか すべて 思い出したんです! *「マカールのやつ クレアに恋して ジャマ者であるボクの記憶を 魔法で 消そうとしたんですね。 *「でも ヤツの企みは 破れたんだ。 これからは クレアと けして はなれないようにします。 *「記憶を消されて 別れ別れに なっていた間の分まで……。 ◆クレアが出ていた・昼・夜 *「ボクは ◇◇◇◇で会った カイルです。 た たいへんなことになりました。 *「クレアが 姿を消したんです! もしや あのマカールが 連れ去ったとか……。 *「たいへんだ! 一刻も早く クレアを 助け出さなくちゃ! |