■勇者が必要かもしれません。 *「その姿 もしや 夢でおつげのあった 伝説の勇者どの……。 *「いや 何も言わないでください。 私には わかっておりますから。 *「ところで なにか 私に できることはないでしょうか? なんでも おっしゃってください。 この人に ホフマンの町のことを 教えますか? 【はい】 *「は?その町におもむけと……? そ…それだけで いいんですか? *「わかりました。それで 勇者どのの お役に立てるなら このナドラス 喜んで どこへでも行きましょう。 【いいえ】 *「私などでは なにひとつ お役に立てることはないと……? *「ああ なんということだ! 目の前に 勇者どのが いるのに 何も お助けできぬとは……。 |
◆昼 *「これは おひさしぶりです。 私は ◇◇◇◇でお会いした ナドラス神父です。 *「この町に 来たことの意味 私には 計り知れませんが きっと 深い理由が あるのでしょう。 *「勇者どのの 役に立ってると思うと ここでの暮らしにも 自然と ハリというものが出てきますな。 ◆夜 *「むにゃむにゃ……このナドラス 勇者どののためなら……むにゃ。 ◆神の使者の町・昼・夜 *「これは おひさしぶりです。 私は フレノールでお会いした ナドラス神父です。 *「あの……もしかして 私は 教会を建てるための アタマ数として ここに 呼ばれたのでしょうか? *「……い いや そんなバカな。 勇者どののなさること きっと 深い理由が あるのですよね? |