*「ぼくは とある国の王子。 　 庶民の中から 妻を探すために 　 おしのぴで 城を抜け出してきた。 *「ねえ きみ？この近くに 　 美しい女性が たくさん いそうな 　 お得な町を知らないかな？ この人に ホフマンの町のことを 教えますか？ 【はい】 *「人の出入りが はげしい町なら 　 ぼくの おめがねにかなう女性が 　 きっと あらわれるはず！ *「ありがとう ぼくの名はナスダ。 　 もし 妻になる女性が 決まったら 　 きみたちに ほうびをつかわそう。 【いいえ】 *「急いで 妻を探さないと 　 城からの追っ手に つかまって 　 もう二度と 外へ出られなくなる……。

◆昼 *「おぼえているとも。 　 ◇◇◇◇で会った 　 旅の人たちだろ。 *「妻を 見つけるつもりで ここへ 　 来たが いまだに ふさわしい女性が 　 見つからないんだ。 *「はたして このナスダの おめがねに 　 かなう女性が あらわれるのか……。 ◆夜 *「ううう……イヤです 父上。 　 あんな おもしろい顔をした 女性と 　 結婚したくない……うーん。