*「オラには 野菜の品評会で
  優勝するような 最高の野菜を
  作るって 夢があるだよ。
*「この夢を果たさねえうちは たとえ
  地獄の帝王に 世界がほろぼされても
  死にきれねえだ。
*「なあ あんた。オラの夢をかなえる
  最高の野菜が 作れそうな
  いい土のある場所 知んねえか?
この人に ホフマンの町のことを
教えますか?
【はい】
*「ほへえ。そんな所が あるんだべか。
  そりゃあ さっそく行ってみて
  土を 調べてみねえとな。
*「オラァ ヌラリッヒっていうんだ。
  最高の野菜が できたら
  あんたにも 食わせてやっからな。
【いいえ】
*「いろんなトコを 回ったけど
  どこにも オラが 求める土は
  なかっただよ。
*「最高の土さえ 見つかれば
  きっと 品評会で優勝できる野菜が
  できるのによお……。
◆昼・夜
*「まんず おひさしぶりだべさ。
  オラ ◇◇◇◇で会った
  ヌラリッヒだよ。
*「ここの土は 今までン中じゃあ
  一番いいものだども オラが求める
  最高の土には ほど遠いんだ。
*「仕方ねえから オラ ここの土を
  育てることにしただよ。とりあえず
  今は コヤシをまきまくってんだ。

◆農村・昼・夜
*「まんず おひさしぶりだべさ。
  オラ ◇◇◇◇で会った
  ヌラリッヒだよ。
*「とうとう 苦労が実って
  ここの土さ オレの理想の土に
  育っただあよ。
*「これで ようやっと 野菜作りを……
  と思ったら 周りは 畑だらけ。
  土育ててる間に 先こされただよう!