*「わたし ユリエル。こう見えても 37才で はかなく散った 薄幸の美少女だったのよ。 *「わたしの未練は 生きてるうちに ステキな恋が できなかったこと。 *「ねえ あなた どこかに わたしの恋人になってくれる ステキな男性は いないかしら? この人に ホフマンの町のことを 教えますか? 【はい】 *「そこに行けば ステキな恋を 見つけられるのね。 じゃあ ユリエル そこに行こっと! *「ユリエルに 恋人ができたら 見せたげるから 楽しみにしててね。 【いいえ】 *「わたしには 恋人なんて できっこないって言うの? *「プ〜ンだ! そんな意地悪言う人 キライっ! |
◆昼 *「わたし ◇◇◇◇で会った 薄幸の美少女 ユリエルよ。 *「ここに来れば すぐに 恋人が できると思ったのに だれも 声かけてきてくれないのよ。 *「たま〜に あたしから さそっても みんな 逃げちゃうし……。 *「恋をするって むずかしいのね。 でも ユリエル 負けないわっ! ◆夜 *「わたし ◇◇◇◇で会った 薄幸の美少女 ユリエルよ。 *「夜になると 身体は元気になるけど 心はブルーになるの。わたしって 恋に恋してるだけじゃないかって。 *「……なんてね。こんな弱気 ユリエルには 似合わないよね! 振り返らないのが 青春よっ! |