持續了千年歲月的和平時代已成昨日雲煙,這是被後代歷史學家稱做「黃昏時代」的揭幕期‧‧‧



【イヴ】
なんだ、やっぱり来たの?
ほんと素直じゃない性格ね。

あの子達の前では手伝わないって
宣言したくせに、
結局ここにやって来るなんて・・・

・気が向いただけさ
・期待されて行動するのが嫌なだけさ
・やっぱり1人だけ別行動は寂しいから


・気が向いただけさ

【イヴ】
それにしては準備周到ね・・・

ほんと、素直じゃないわね。


・BACK
・CONTINUE


・期待されて行動するのが嫌なだけさ

【イヴ】
へえ、
面白いコト言うじゃない。

確かにあなたの言う通り、
誰にも期待されてなければ

他人の期待に応えられなくて
自分に失望することも、
他人の期待に応えられなくて
誰かに失望されることもないものね。

わからなくもないわ、
あなたの考え方。
あたしも他人に期待されるのは
大嫌いだから。

自分の事で精一杯なのに、
他人の目に映る自分のことまで
気にして生きるなんて、
考えただけでもゾッとするわ。

世間ではこういう性格を
自分勝手って言うみたいだけどね。


・BACK
・CONTINUE


・やっぱり1人だけ別行動は寂しいから

【イヴ】
いい歳して
可愛い言葉吐くじぁない。

ただの寂しがり屋さんってわけ?
鏡見てから答えたら?

ま、素直に答える所は
嫌いじゃないけど。


・BACK
・CONTINUE


【レイア】
やはり来ていたか・・・

【イヴ】
えっ、あなたまで・・・?

随分珍しい所で会うわね。
どういう風の吹き回し?
人助けなんてあなたの
1番嫌いなものじゃないの?

【レイア】
借りがある。
理由はそれだけだ。

それに2度と
他人のために動くつもりもない。

【イヴ】
ふーん・・・
ま、なんだっていいわ。

帰ろうと思ってたけど、
あなた達につき合ってあげる。
ちょっと面白そうになってきたから。

【レイア】
教会の女から渡されたメモだ。
西の斎殿の注意事項が書いてある。

【イヴ】
へえ・・・
下調べすることの重要さを、
あなたもやっと学習したのね。

【レイア】
・・・・・・

【イヴ】
ただの冗談よ。

【レイア】
それぞれの斎殿には、

一定距離に人間が近づくと
その人間に対し追尾してくる
トゲの付いた柱があるらしい。

その柱は電撃を与えると
動きを止めることができ、
そして、その柱を利用しなければ
奥に進めない斎殿もあるとの事だ。

【イヴ】
まさかその柱って
あれのことじゃないわよね。

【レイア】
どうやらあれのようだな・・・



尋ね人
"Letter From LORENZO"

Mission complete




【イヴ】
捜索終了ね・・・

【レイア】
右手と右足の包帯、
紺色の衣服・・・

間違いない、この男だ。

【イヴ】
真面目に探す気のなかったあたしが
先に見つけちゃうなんて・・・
世の中ってこういうものね。




男の手には血まみれの手紙が
握りしめられていた。

そして、その手紙の表には
こう書かれてあった・・・

「シスター・ティアラに届けてくれ
この剣をこの手紙と共に」と。


   ・INDEX