過了裁魂門後,回鎮上,帶莎朗或帕斯卡去找瑞雅,在邀她入隊被拒後,進出房間三次



【レイア】
町に戻ってきたのか?
無駄な時間を・・・
仕方ない、物資を調達してくる。

【シャルン】
じゃああたしも
買い物すませとくよ。


パスカ Version
シャルン Version



・パスカ Version

【パスカ】
おっ、○○。

レイアもさっき戻ってきたぜ。
でもさ、あいつ一体どうしたんだ?

いつも無口だし無表情だけど、
どこかビリッとした緊張感が
あるじぁねえか、

でもさっきは
心ここにあらずってカンジで、
いつものレイアとは見るからに
大違いだったんだけど・・・

ま、とりあえず報告したからな。
あいつの相棒だろ?
こういうときこそ支えてやれよ。

もし話がややこしそうだったら
オレを呼んでくれてもいいからさ。
そりゃオレも少しは心配だもんな。

【レイア】
ふっ、滑稽だな・・・

まだ何も見つけていないというのに
国が滅びようとしているとは・・・

私は何のためにここに来た!?
私は何のために女を捨てた!?

放っておいてくれ・・・
私にはもう戦う意味がない・・・

【パスカ】
どうしたんだ、暗い顔してさ。
もっと気楽にいこうぜ。

【レイア】
・・・・・・・

【パスカ】
そう、その顔だけどさ、
ちょっと笑うだけでいいんだけどな。

お前が何を悩んでるのか
オレ達は知らねえけど、

あと数年、
ひょっとするとあと数ヶ月で
この世界はなくなっちまうかも
しれねえんだ、

もっと今を楽しまなきゃ
損だと思うぜ。

もしなんだったら○○に
愚痴でも聞いてもらえよ。
意外とスッキリするかもしれねえね。

人に悩み打ち明けるなんて
お前のガラじぁねえだろうけど、
○○になら言えるだろ?

一緒にあっちの世界に
片足突っ込んだ仲間じぁねえか。

仲間を信用しろとは言わねえ。
でも、もっとオレ達を利用しろよ。

【レイア】
・・・私の父は
アスロイトの四公爵の1人
デューラー公に仕える騎士だった。

私が10歳の時、
父は、主君に対する反逆の罪で
騎士の位を剥奪され処刑された。

実際は、日照りに苦しむ農民どもに
公爵の狩り場の水路をせき止め
水を分け与えたという、
実に下らない理由だったのだがな。

ともかく、反逆の罪を犯せば
その家族も処刑される。
まだ12歳だった兄も殺され、
父とともに城下の広場に吊された。

だが、デューラー公の息子が
母を側室に欲していたため
母と私と幼い弟だけは
処刑されずにすんだ。

しかし、あの男の側室になることを
拒み続けた母と私達は
1年後、1枚のコインを持つことも
許されずに城を追われた・・・

騎士の位を剥奪された不名誉な一家を
迎えてくれる者などいるはずもない。

父が助けた農民どもも、
私達を迎え入れるどころか、
石と罵声で私達を追い返した。

【パスカ】
でもさ、それはそのなんとかって
公爵を恐れてのことだろ?

オレ達平民は、いつ貴族の気分次第で
殺されるかわからねえんだ。
そりゃ、お前からすりゃ
許せないかもしれないけどさ・・・

【レイア】
ああ、公爵の目を恐れての
ことかもしれない・・・

それは別に構わない。
恨みにも思っていない。

ともかく、行く場のない私達は、
親戚中をたらい回しにされた。
どこにも私達の居場所はなかった。

父の愚かな行動のために
私の家族は・・・
あの愚かな男のせいで!

【パスカ】
そう悪く言うなよ、
お前のオヤジなんだろ?

それに、お前のオヤジのおかげで
大勢の人間が飢えずに済んだんだ。

【レイア】
他人からすれば美談かもしれん。
だが、私の家族にしてみれば
笑えない冗談にすぎない。

私の家も小さいとはいえ、
何十人もの使用人や従者がいる。
そして彼等にも家族がいる。

父の思慮に欠けた行動のために、
家臣達やその家族までもが
路頭に迷うこととなった。

気高く美しかった母も、
物乞いのような生活が続き、
心を病んで今では見る影もない・・・

【パスカ】
・・・・・・

【レイア】
普通の生活をしたくても、
どの土地も私達を拒み続ける。

ここで見つけた財宝を
母のもとに送っても、
公爵の手の者に全て没収される。

私の家族と家臣達を救うには、
不老不死の秘宝
『アザレの石』を見つけ、

王国内でただ1人
デューラー公以上の権力をもつ
アスロイト国王に直接
認めてもらうしかなかった・・・

【パスカ】
それでこの時に来たか・・・

【レイア】
この町に来るための
手形1つ手に入れるだけで
3年も必要とした。

その3年は屈辱の連続だった。
それでも耐えてこられたのは
母と弟と家臣達を救うという
希望があったからだ・・・

だが・・・

だが、肝心の王家も王国も
もう存在しない・・・

【パスカ】
・・・・・・

【レイア】
私のやってきたことは
無駄だったのか!?

私はなんのために・・・

【パスカ】
レイア・・・

【レイア】
・・・・・・

【パスカ】
レイア・・・

【レイア】
待っててくれたのか・・・

【パスカ】
レイア・・・

何て言ったらいいか
わかんねえけどさ・・・

【レイア】
いや・・・

【パスカ】
レイア・・・

【レイア】
恥ずかしい所を
見せてしまったな・・・

だが確かに
少し楽になったかもしれない・・・

不思議だな。仲間というのも・・・



レイア を仲間に誘いますか?
→はい  いいえ



【レイア】
そうだな・・・

どうせする事もない。
一緒に行かせてもらう・・・


・BACK



・シャルン Version

【シャルン】
あっ、○○。

レイアもさっき戻ってきたよ。
でも、レイア一体どうしたの?

レイアって
いつも無口だし無表情だけど、
どこかビリッとした
緊張感があるよね、

でもさっきは
心ここにあらずって感じで、
いつものレイアとは
大違いだったんだけど・・・

とりあえず報告したよ。
○○はレイアの相棒でしょ?
こういう時こそ支えてあげるんだよ。

もし○○の手で余るようなら
あたしも一緒に行くよ。
あたしもレイアのことは心配だから。

【レイア】
ふっ、滑稽だな・・・

まだ何も見つけていないというのに
国が滅びようとしているとは・・・

私は何のためにここに来た!?
私は何のために女を捨てた!?

放っておいてくれ・・・
私にはもう戦う意味がない・・・

【シャルン】
そろそろみんなに自分のこと
話してもいいんじゃない?

誰の力も借りずに
1人で生きるんだって顔してるけど、
今のレイアちょっと痛々しいよ。

どんな過去があるのか知らないけど、
少しはあたし達に相談してよ。
愚痴をこぼしてよ。
少しは気が楽になるかもしれないよ。

【レイア】
・・・・・・・

【シャルン】
○○には聞く資格が
あると思うんだけどな。

一緒に死線をくぐった仲間でしょ?
○○には何度も
助けられたでしょ?

頼んだ覚えはないって
言うかもしれないけど、
レイアの事が心配なんだよ。

もちろん、話を聞いても
あたし達は何の力にも
なれないかもしれない・・・

でも、○○のことを
信頼出来る仲間と認めてるなら、
自分がどんなことを考えている
人間なのかだけは伝えた方がいいよ。

いつまでも自分を隠し続ける人に、
命預ける事なんて出来ないよ。

【レイア】
・・・私の父は
アスロイトの四公爵の1人
デューラー公に仕える騎士だった。

私が10歳の時、
父は、主君に対する反逆の罪で
騎士の位を剥奪され処刑された。

実際は、日照りに苦しむ農民どもに
公爵の狩り場の水路をせき止め
水を分け与えたという、
実に下らない理由だったのだがな。

ともかく、反逆の罪を犯せば
その家族も処刑される。
まだ12歳だった兄も殺され、
父とともに城下の広場に吊された。

だが、デューラー公の息子が
母を側室に欲していたため
母と私と幼い弟だけは
処刑されずにすんだ。

しかし、あの男の側室になることを
拒み続けた母と私達は
1年後、1枚のコインを持つことも
許されずに城を追われた・・・

騎士の位を剥奪された不名誉な一家を
迎えてくれる者などいるはずもない。

父が助けた農民どもも、
私達を迎え入れるどころか、
石と罵声で私達を追い返した。

【シャルン】
でも、それは・・・

【レイア】
ああ、公爵の目を恐れての
ことかもしれない・・・

それは別に構わない。
恨みにも思っていない。
ともかく、行く場のない私達は、
親戚中をたらい回しにされた。

どこにも私達の居場所はなかった。

父の愚かな行動のために
私の家族は・・・
あの愚かな男のせいで!

【シャルン】
でも、あなたの父さんは
大勢の人助けたんでしょ?

すごく勇気のある人だと思う。
そんなに父さんを
悪く言うべきじゃ・・・

【レイア】
他人からすれば美談かもしれん。
だが、私の家族にしてみれば
笑えない冗談にすぎない。

それに、私の家も小さいとはいえ、
何十人もの使用人や従者がいる。
そして彼等にも家族がいる。

父の思慮に欠けた行動のために、
家臣達やその家族までもが
路頭に迷うこととなった。

気高く美しかった母も、
物乞いのような生活が続き、
心を病んで今では見る影もない・・・

【シャルン】
・・・・・・

【レイア】
普通の生活をしたくても、
どの土地も私達を拒み続ける。

ここで見つけた財宝を
母のもとに送っても、
公爵の手の者に全て没収される。

私の家族と家臣達を救うには、
不老不死の秘宝
『アザレの石』を見つけ、

王国内でただ1人
デューラー公以上の権力をもつ
アスロイト国王に直接
認めてもらうしかなかった・・・

【シャルン】
そうだったの・・・

【レイア】
この町に来るための
手形1つ手に入れるだけで
2年も必要とした。

その2年は屈辱の連続だった。
それでも耐えてこられたのは
母と弟と家臣達を救うという
希望があったからだ・・・

だが・・・

だが、肝心の王家も王国も
もう存在しない・・・

【シャルン】
・・・・・・

【レイア】
私のやってきたことは
無駄だったのか!?

私はなんのために・・・

【シャルン】
レイア・・・

【シャルン】
レイア・・・

【レイア】
待っててくれたのか・・・

【シャルン】
レイア・・・

何て言ったらいいか
わかんないけど・・・

【レイア】
いや・・・

【シャルン】
レイア・・・

【レイア】
恥ずかしい所を
見せてしまったな・・・

だが確かに
少し楽になったかもしれない・・・

不思議だな。仲間というのも・・・



レイア を仲間に誘いますか?
→はい  いいえ



【レイア】
そうだな・・・

どうせする事もない。
一緒に行かせてもらう・・・


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