持續了千年歲月的和平時代已成昨日雲煙,這是被後代歷史學家稱做「黃昏時代」的揭幕期‧‧‧



【ルカ】
こ、来ないで下さい!

わ、わたしは本気です!

すみません・・・
ですが、わたしは・・・

わたしは自分の正しいと信じた道を、
自分的信仰を守ります・・・

進むのならわたしを・・・
わたしを殺してください!

・説得する
・わかった・・・お前を討つ



・説得する

【ルカ】
すみません・・・
心配して下さるお気持ちは
ありがたいです・・・

でも、わたしは神に仕る修道士です。
神に敵対する者がいれば
戦わなければなりません・・・

【ディアス】
迷惑な話だな。

貴様の自己満足のために
我々の行動が制限されるとは・・・
そんなに殉教者として死にたいのか?

【ルカ】
じ、自己満足なんかじゃありません!

【ディアス】
神の下僕として
神に敵する者と戦わなければならない、
だが、仲間とは戦いたくない・・・

心の葛藤を解決する
もっとも簡単な手段は死・・・
だが、聖書で禁じられている自殺を
貴様に出来るはずもない。

そこで我々に
自分を殺してもらう・・・

そうすれば仲間を
殺さなくてもすむし、
自己犠牲に酔いながら
殉教者として死ぬことが出来る・・・

大体こんな所か。

【ルカ】
それは・・・

【ディアス】
単純かつ卑屈な男だ。
盲信者とは貴様のことを言うのだろう。

【ルカ】
し、失礼です!
わたしは神の・・・

【ディアス】
神とは一体なんだ?
神などただの思想にすぎん。

ただの思想ゆえ、
教皇や時の権力者によって
神の定義も聖書の解釈も
頻繁に書き換えられる。

そんな曖昧なものが
世界を支配する真理であると?
世界に幸せをもたらしてくれる
絶対的な存在だと?

【ルカ】
でも聖書には・・・

【ディアス】
聖書の言葉を借りねば
何も話せないのか?
滑稽な人生だな。

・遲くはない! やり直そう!
・神なんていやしない! 目を覚ませ!


・BACK


・遲くはない! やり直そう!

【ルカ】
本当に・・・
やり直せるでしょうか・・・

○○さん・・・

うっ・・・

あ、頭が・・・
割れそうです・・・!!

【ディアス】
取り込まれたのか・・・?
いや・・・違う・・・

【ルカ】
○○さん・・・
わ、わたしを、
こ、殺して下さい・・・

こ、これは・・・わたしの心の・・・
歪みから生まれた・・・魔物です・・

わたしを殺せば・・その魔物は・・・
うっ!!


・BACK
・CONTINUE


・神なんていやしない! 目を覚ませ!

【ルカ】
そ、そんなこと・・・
き、聞きたくありません!!

【ディアス】
取り込まれたのか・・・?
いや、奴から生まれたのか・・・

仕方ない、先にあの男を殺す。
あれは奴の心の歪みから
生まれた魔物だ。
奴を殺せば魔物の力は格段に落ちる。

もちろん、貴様にそれが
出来るならばの話だがな。


・BACK
・CONTINUE


・わかった・・・お前を討つ

【ルカ】
ありがとうございます・・・
○○さん・・・

【ディアス】
待て。

これで神の元に行けると
思っているのか?

哀れな男だな。
いや・・・利己的と言うべきか。

【ルカ】
利己的・・・わたしが・・・?

【ディアス】
死にたければ勝手に死ね。
だが、殉教者としての死を
与えるつもりはない。

その剣で自分の首を斬れ。

【ルカ】
それは・・・で、出来ません・・・

【ディアス】
いまさら臆したのか?

【ルカ】
い、いえ・・・

【ディアス】
神の下僕として
神に敵する者と戦わなければならない、
だが、仲間とは戦いたくない・・・

心の葛藤を解決する
もっとも簡単な手段は死・・・
だが、聖書で禁じられている自殺を
貴様に出来るはずもない。

そこで我々に自分を殺してもらう・・・

そうすれば仲間を殺さなくてもすむし、
自己犠牲に酔いながら
殉教者として死ぬことが出来る・・・

大体こんな所か。

【ルカ】
そ、それは・・・

【ディアス】
単純かつ卑屈な男だ。
盲信者とは貴様のことを言うのだろう。

【ルカ】
し、失礼です!
わたしは神の・・・

【ディアス】
神とは一体なんだ?
神などただの思想にすぎん。

ただの思想ゆえ、
教皇や時の権力者によって
神の定義も聖書の解釈も
頻繁に書き換えられる。

そんな曖昧なものが
世界を支配する真理であると?
世界に幸せをもたらしてくれる
絶対的な存在だと?

【ルカ】
でも・・・聖書には・・・

【ディアス】
聖書の言葉を借りねば
何も話せないのか?
滑稽な人生だな。

聖書に縛られ息が出来ないのであれば
いっそ聖書など燃やしてしまえ。

【ルカ】
そ、そんな・・・

【ディアス】
貴様が結論を出すまで
ここで何時間でも待たせてもらう。
ただし、決断を下すのは貴様だ。

それでも死を望むのであれば、
アノイアの司祭としてではなく
1人の男として惨めに死んでもらう。

仲間の元に戻りたいのであれば
それでもよい。
我々にそれを反対する理由はない。

【ルカ】
わたしは・・・

わたしは・・・わたしは・・・

うっ・・・

【ディアス】
これは・・・

取り込まれたのか・・・?
いや・・・違う・・・

【ルカ】
○○さん・・・
わ、わたしを、
こ、殺して下さい・・・

こ、これは・・・わたしの心の・・・
歪みから生まれた・・・魔物です・・

わたしを殺せば・・その魔物は・・・
うっ!!


・BACK
・CONTINUE




光を産みし者
"Loukas's Faith"

Mission complete



・ルカ生
・ルカ死



・ルカ生

【ディアス】
息はあるようだが・・・
凶戦士の時と同じか・・・?

【ルカ】
あれ、皆さん・・・

あれ・・・
どうしてこんな所に?

【ディアス】
・・・・

【ルカ】
何か・・・あったんですか・・・?


【ディアス】
何も記憶がないとは・・・
まるで茶番だな・・・

【ルカ】
すみません・・・
でも本当に何も覚えてないんです。

【ディアス】
謝罪を求めたわけではない。
呆れてはいるがな。

【ルカ】
すみません・・・
なんだかおもいっきり
迷惑かけたみたいで・・・

【ディアス】
謝罪などどうでもいい。
問題は今後のことだ。

場合によっては貴様を
幽閉することになる。
理由は分かるな。

【ルカ】
わたしが今回と同じ事を
するかもしれないからですか?

【ディアス】
その通りだ。

一連の記憶がないのであれば、
貴様が今回と全く同じ事を
もう1度する可能性も
否定出来ないのだからな。

【ルカ】
でも・・・
多分大丈夫だと思います。

その時の記憶はないのですが、
なんとなく頭の中が
すっきりしたというか・・・

わたしの中で、信仰はやはり今でも
大きな意味を持っていますが、
もっと大事な物があると
気付いたんです。

【ディアス】
大事な物、か・・・
相変わらず抽象的な表現だな。

まあいい、ついてこい。

【ルカ】
はい!


・BACK



・ルカ死

【ディアス】
哀れな男だな・・・


・BACK


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Li20030810