持續了千年歲月的和平時代已成昨日雲煙,這是被後代歷史學家稱做「黃昏時代」的揭幕期‧‧‧



【ディアス】
いよいよ始まるのか・・・

行くぞ。

【ディアス】
ここは・・・

第二聖堂か・・・!?

【○○】
・・・

【ディアス】
紫色の壁?
貴様にはそう見えるのか・・・?

成る程、
これは心が生み出した
虚像の地形という訳か・・・

注意して進め。



精神の海
Into The Soul

Mission complete




【ディアス】
我々の視覚を捉えている
風景は全く異なるのに、

迷宮の構造、魔物の配置は
全く変わらないのか・・・
不可解な迷宮だな。

これもやはり
精神世界と物質世界の融合や、
『新しい世界』が近づいている事と
何か関係があるのか・・・

新しい世界』・・・
一体誰が仕組んだのだ・・・

・・・1旦町に戻る。
クムランの所に行こう。


【クムラン】
あっ、すみません。
考え事をしていて
気付きませんでした。

ええ、ちょっとアノイア教の事を
考えていたのですが・・・

私は今まで、アノイア教が
人々の心によきにつけ悪しきにつけ
強く影響を与えているために、

聖書に書かれてある理想の世界、
『新しい世界』が現実のものに
なろうとしているのだと
考えていました。

でも、ふと思ったのです。
もしアノイア教の存在自体が
この計画の一部だとしたら・・・

【ディアス】
・・・!

【クムラン】
アノイア教成立以前、
世界には数多くの宗教が
存在していました。

民族ごとに信仰されている
神は異なり、

文化や慣習や価値観も
国ごと、民族ごとに
大きく異なっていました。

もちろん、それが原因で、
民族間の対立や戦争、
根深い偏見が生まれることも
珍しくありませんでした・・・

しかし、アノイア教会は、
神の教えも、価値ある生き方も、
真理もこの世にただ1つという
絶対的な教えによって、

諸民族の多様な価値観を
1つにまとめようとしました。

その結果、多くの土着の神々と一緒に
その土地固有の様々な価値観や文化が
この世界から消え去りました。

そして現在、アノイア教の影響力は
単なる信仰の分野から、
政治や文化や慣習、

そして人々の無意識の奥底にまで
影響を與えるようになっています。

その結果が『新しい世界』・・・
私はそう思っていましたが、
二うも考えられないでしょうか・・・

『新しい世界』は『結果』ではなく、
『目的』ではないのか・・・

つまり、世界中の人間に、
『精神世界と物質世界の融合』という
1つの理想を抱かせるために、

アノイア教が生まれたのでは
ないか・・・

【ディアス】
・・・・・・

【クムラン】
もちろんこれはまだ仮説ですので、
明確な根拠などはありません。

ですが、アノイア教の成立が
すべて仕組まれていたものなら、

今回の一連の出来事についての
聖書の不自然な描写も、
すべて説明出来るのです。


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